ADHDの最悪な先延ばし

みなさんこんにちは僕はADHDです。

ADHDは人によっては日常生活が難しいくらい症状が重い人もいれば、僕のように日常生活はできるけどやらなきゃいけないのにすぐにやれないという「先延ばし癖」が多々あります。

 

ADHDの人は共感することができると思いますが、やらなくてはいけないと頭では分かっていても体が動かないので目の前のタスクに手をつけることさえもできなくなります。そして、手をつけられない自分を責めてしまってそれを繰り返し悪循環に陥ります。この症状のせいと言ったらアレですが先延ばしによって大学のレポートや試験勉強をサボってしまいました。

今回はADHDの症状である先延ばし癖について僕なりの対処法を伝えたいと思います。

 

・具体的な対処法

1.楽しいことを考える(仕事、課題の場合)

目の前のどうしても退屈な作業ばかり考えていてもただマイナス思考になり余計に目の前のことにやる気を注げなくなります。そのため、その作業が終わったら「遊びに行く」「美味しいものを食べる」「好きなことをやる」という嫌なことの後には楽しいことが待ってると自分に言い聞かせれば何が何でも頑張るという気持ちになりやすいです。

 

2.手をつけるための助走をつける(主に家事)

主に家事と書いてありますが、筋トレにも言えることだと僕は思います。筋トレの場合、トレーニングするギリギリ前から爆音で音楽を聴きテンションを最高潮に上げたままトレーニングをします。これを応用して、皿洗いや洗濯と言った面倒くさい家事をやる前に好きな音楽を聴きながら、あるいは流しながら家事に手をつけます。手をつけたらあとはやるしかないのでこれは自分にとって効果的です。

 

3.脳みそで考えない

自分の場合、手をつけたら最後までやり通すので究極の場合嫌とか言う感情を無理矢理消してまずは体を重力に任せて倒して動き出します。

実際には形にはしませんがイメージ的には100m走のクラウチングスタートです。陸上選手はスタートのとき力まず倒れ込むようにスタートをするというのを聞いたことがあります。それを日常でやるのです。

4.他喜力

他喜力というのは他人を喜ばせるために働く力のことなので僕は中学生の頃成績がダメダメでした。高校生になって両親を安心させようと思ったので親のために勉強したところ、成績が上位まで行きました。逆に大学に受かってからは安心してしまい親のためにも自分のためにも勉強する意味を感じられなくなり、成績はガタ落ちしました。簡単に言うと他人のためと思えば頑張れるという仕組みです。

 

・終わりに

以上この4つが僕なりの「先延ばし」対処法でした。1.2.4に共通することは意識の分散です。3は気合いです。あくまで僕の考え方なので合うか合わないかは人それぞれです。考え方次第で問題を解決することができると分かりました。かなり効果的なので特にADHDの方は実践してみてはいかがでしょうか。